登山のトレーニングとしての水泳

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登山のトレーニングとしての水泳

えっと、登山のトレーニングとして、最も理想なのは、登山。まあ、これは 異論はないでしょう。特に下りで使う筋肉は、登山か、あとはせいぜい階段 下りごときでしか身につかないので、何といっても登山を継続するのが一番 優れている、ということになります。できれば、標高は低くても週に1度の 登山を欠かさないのが理想です。そういう点からいうと、僕は週に下手する と4日山へ入っていることもある。まさに理想的なトレーニング状態です。

登山が登山のトレーニングにいいのはわかった。でも、そんなに時間の自由 もきかないし、2,3時間のあいた時間になんかできないものか。雨でも風 でもできないものか。登山以外で登山のトレーニングがはじまります。

登山以外で、登山のトレーニングとして優れている運動は、まず第一にラン ニング(ジョギング)が挙げられることが多いと思いますし、実際おそらく 登山のトレーニングとしてランニングが優れていることは、間違いないだろ うと思います(僕も実際走ってた時期もあるし)あとは、自転車乗りなんか もいいといいます。

が、僕、歩くのが嫌いなら、走るのはもっと嫌いなんです。で、水泳。

登山のトレーニングとしての水泳は、まあやらないよりはマシ、という位の 評価をされがちですが、過少に評価されているのではないかと僕は思うんで す。水泳では重力を支える筋肉がつかないので、直接に歩く力はつかないの はほぼ間違いないと思いますが、でも、登山って、脚力だけで登るものじゃ ないでしょ?

水泳の場合、まず第一に、体温より低い水中での運動ですので、体温調節機 能が高まります。夏の直射日光が照る高温下、ないしは冬山の低温下におい て、温度変化による運動能力の低下が他人よりは少なくて済むでしょう。気 温の変化によって体調を崩したり、風邪をひくようなことも少なくなると思 います。
第二に、水泳は三次元のバランス感覚が必要な運動なので、陸上の運動では なかなか得られないバランス感覚が養えると思います。ガレ場などでも転倒 の危険性は少なくなると、僕は思います。スキーやってたときも、何でそん な操作ができるん?という位僕はバランス感覚が良くて、このバランス感覚 が上達を妨げた経歴を持っています。
第三に、上体の筋肉がつきますから、荷物を背負う力は確実につくと思いま す。とくに胸から腕にかけては筋肉がつきやすいと思うので、ストックを持っ ている人はより有効に活用できる体制ができあがると思います。 第四に、水中の運動ですから、呼吸が制限されます。で、多分僕は人よりは 肺活量が多そうだ。山登ってて、3200m〜3700mの酸素の薄い高地 で、僕呼吸が苦しい、と思ったことはないんだよね。たいていは心肺機能よ りも先に脚力の方が音をあげる。酸素摂取能力が高まる、ということは、高 山病にもかかりにくい、ということでもある。

あとは…まあ、多分いろいろあると思いますが、後で考えましょう。これだ けの運動を、足や膝へのダメージを考えずにできるわけです。ちょっと歩き すぎて調子悪くしちゃった、なんてときにも継続して運動ができるわけだ。 自分の体力以上の負荷はかからないから、怪我や故障をする可能性が極めて 低い点も特筆できるな。

で…結局、僕は水泳が好きなんだと思う。とりあえず、僕はもう15年プー ルに通い続けているからね…それでいいじゃん。どうせ登山も遊びだし、好 きなことをやっていれば、それで十分だというのが僕の認識だ。

とりあえず、僕は水泳派だから、水泳でもそこそこの登山は可能であること は間違いないだろうと思う。


(2005.10.15)
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最終更新日:
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