理想の運転とは

理想の運転とは、隣にのっていて、どんな操作をしているかわ
からないような運転だと思う。隣に乗っていて、目を閉じると
どんな操作をしているのかわからない。いつハンドルを切った
のか、いつブレーキを踏んだのか、いつアクセルに触ったのか、
わからない運転をもって理想とする。カーブではステアリング
の切り始めが綺麗で、切ったところ一発で決まってあとは切り
戻したり切り増したりせずにアクセルのコントロールでカーブ
を駆け抜ける。が、なかなかそういう運転はできないようだ。
山猫さんには悪いんだけど、実は僕結構高速道路でもブレーキ
踏んでます。いつ踏んだかわらないように踏んでるだけで。
シフトダウンをするときに、そのままポンとシフトを下げるだ
けでは、シフトダウンした瞬間に減速Gがかかってショックを
受けることになる。あらかじめ車の姿勢を前下がりにしておい
て、ATが変速した瞬間にブレーキを離せれば、全くもってい
つシフトダウンしたかわからないはず。事前にブレーキで姿勢
制御しておけばきれいなエンジンブレーキがかかる。
一般的にいって、人間は加速Gには比較的強いけど、減速Gに
はあまり強くない。んだから、減速Gをいかにスムーズに出す
かは運転の大きなテーマと思う。僕、車に乗ると酔いやすいっ
ていう人、何人か乗せたけど、酔わせたことなんか1度もないよ。
だいぶ昔の話になるが、ある人の運転に乗せてもらったことが
ある。工業団地の中を1周しただけだったが、僕は文化の違い
を感じた。感動の運転だった。
それ以降、ずいぶんといろんな人をのせたが、いまだに運転に
感動されたことはない。いまだにその境地には達しない、とい
うことなのだろう。
運転とは日々うまくなるもの。
理想の運転像さえ持たずに運転している人とは、車のお話はしたくない。
(2005.10.7)
最終更新日:
yamanobori.net - www.yamanobori.net