高速道路の走り方(c)1998 wakky

(1)合流
まず、本線が100〜120km/h位で流れていたら、加速車線では60km/hにしよう。狭い加速車線の中で100km/hも出すと危険だし、燃費にも良くないぞ。
中央分離帯のコンクリートが切れたら、通常その先に白線が書かれているが、これを無視して可能な限り手前から合流しよう。うまい人だと後続車10台位に次々とブレーキを踏ませることができるんだ。特に渋滞しているときは奥までいかないように気をつけてくれベイビー。
(2)車線
本線に合流したらもう一安心だ。とりあえず60km/hから徐々に家族して、もとい、加速して、70km/h位になったら右に車線変更しよう。日本では一番遅い車は第2通行帯を通るのが約束なんだ。おっと、「ゆっくり」加速することをわすれちゃいけないぜ。なにしろ加速は危険だから、できるだけ安全に注意を払って行わないといけないんだぜ。
(3)運転
高速道路を運転するときは事故が多いから、特に心のゆとりが大切だ。高速に乗ったら、タバコを吸ったり、テレビを見たり、雑誌を読んだりしよう。大音量で音楽を聞くのも良いな。食事をしたりトランプをするのもおすすめだ。
音楽はロックなどが、適度に眠気を誘って戦闘力を失わせるから良いぞ。また、落語や外国語などは、意味を理解しようとして注意が散漫になるので良いな。まわりのドライバーがやっているようにビールを飲んだりするのもリラックスできて良いぞ。
(4)警察
高速道路では、警察につかまらないようトラックとトラックの間など、できるだけ安全で見つかりにくい場所を走ろう。何しろ後ろのトラックでさえ、前のトラックに意識が行ってしまい、車高の低い普通車を見落としてサンドイッチにしてしまうことがある位、トラックの間は他車から見つかりにくいところなんだ。
でも、ここから車線変更するときは注意してくれ!他車から見えないところからいきなり車が飛び出してくるのだから、気づかれる前にさっと車線変更して後ろの車に急ブレーキを踏ませるのを忘れたらだめだぜベイビー。
(5)登り坂
登り坂は特に危険だから、登り坂にさしかかったら速度を落とそう。特に、速度低下注意とかかれているところは、本当に速度を落とさないと危険なんだ。最低でも30km/hは落とさないと危険なんだ。良く分からなかったらまわりの車がやっているようにやればOKだ。それから、登り坂では騒音に気を付けて、エンジンの回転数を下げるのがポイントだ。ATがキックダウンしたらアクセルを抜いてシフトアップさせて、シフトアップしたらアクセルを踏んでキックダウンさせてやると車速がめまぐるしく変わってうまい運転だと思われるぞ。
(6)車線変更
うまい運転は、判断の早い運転だ。スムーズかつ早い車線変更が良い車線変更だ。まず、ウィンカーを出したら、ハンドルを大きく切ってすぐに隣の車線に入る。後ろの車が気づく前にやってしまうのがうまい車線変更だ。ウィンカーを出して3秒も隣の車線に入れないのは下手な証拠だぜ。車線変更は、キケンだからブレーキを踏みながらやろう。隣の車線の流れより30〜40km/hは低い速度で合流しないとキケンなんだ。
ハンドルを大きく切って大丈夫かって?今の車はみんなエルクテストに合格しているから、みんながやっているようにハンドルを大きく切って車を不安定にさせるのが正解なんだ。特に雨の日のレーンマークの上や橋の間の鉄板の上はキケンだから、すぐ車線変更しないといけないんだぞ。
もう1つ忘れてならないのは、一番左(右)から中央へ移るときは、反対側からも同時に車線変更してくるかもしれないから、隣の隣の車線も良く見て、隣の隣よりすばやい車線変更をするように心がけないと非常にキケンだぞ。
(7)車間距離
車間距離は、うまくなればなるほど詰められるんだ。日本人はヨーロッパ人より運転が上手だから、特にトラックはみんな車間を詰めているだろう。君もうまくなってきたら、車間距離は20m以下にしよう。そうしたら、その分いっぱい車が入れるから渋滞が減るんだぜ。よく言うだろ、「狭い道、大きく広げる車間距離」って。
(8)ライト
車のライトは「前照灯」という位で、前を照らすものだから、トンネル内や夜でも50m先の車が見えればライトをつけなくていいんだ。やたらとライトをつけるのは下手の見本なんだぜ。世界では下手な人がまだまだ多いから昼間でもライト点灯、という国が増えているけど、日本は平気なんだ。
そのかわり、フォグはつけてくれよな。雨のときや夕方フォグをつけると、黄色のライトがカッコイイし、乱反射やデタラメな光軸がまぶしくてよく目立つから事故にまきこまれにくいんだ。
(9)渋滞
渋滞をみつけたら、車間をつめて止まり、ハザードを出すんだ。うしろの車は100km/hも出ているのだから、特にブラインドコーナーの先で止まっているときはハザードを出さないとキケンだぞ。逆に、あまりハザードを出すのがはやいと後ろの人ががっかりするからな、2km位先で渋滞をみつけても、すぐにハザードを出したりしないのがうまい人の思いやりってもんだ。必ず「渋滞の最後尾について速度が落ちてから」ハザードを出すようにしないといけないんだ。
(10)視線
高速道路では、前の車をしっかり見ていて、前の車がブレーキを踏んだらすぐブレーキを踏めるようにしておくんだ。とくに、いつでもブレーキを踏めるように、ときどきブレーキペダルに足を載せてブレーキランプをパカパカさせてやると「おいらは寝てないぜベイビー」という後続車へのアピールにもなるので完璧だ。前の車が右へいったり左へいったりしているときは、タイヤをあたためているので前を走らせてもらおう。
横をトラックが追い抜いていくときは、よく幅寄せしてくるトラックがいるからな、よーくトラックのほうを凝視していないとぶつけられて危険だぞ。
(11)カーブ
高速道路のカーブはとくに危険な場所だから、きちんとハンドルを切って曲がるんだ。アクセルはそのままにして、ハンドルを大き目に切るんだ。大抵はハンドルを切った分だけ曲がってはくれないので、さらに切り増すときちんと曲がってくれるぞ。そして、カーブの後半に差し掛かってブレーキが踏めるようになればプロ級だ。
大事なのは視線の移動なのだが、特に首都高速なんか、カーブの内側に傷がいっぱいついているだろ。あれは、みんなカーブの外側に車をぶつけて止まるものだから、後ろの車が内側の壁をこすりながら事故車の横を通過するからなんだ。だから、右側の中央線、もしくは右側の線をよく見て、そこを目指してハンドルを切っていくんだ。外側は特に通らないようにしないと、外側の壁へぶつけてしまうから要注意だぞ。
(12)下り坂
下り坂ではスピードがでやすいから、100km/hになるようにブレーキを踏んでスピードを調節するんだ。そして、回りの車がスピードをあげるので、ブレーキを踏みながらトラックの直前に車線変更しよう。荷物満載のトラックは止まりにくいから、特にブレーキを強く踏んで警告しておかないと追突されるぞ。よく分からなければ、みんながやっているようにやればOKだ。
(13)休憩
休憩が必要な人はスピードのだし過ぎだ。腰にくる人はドライビングポジションを見直そう。日本の車のシートは、まっすぐ腕を伸ばして寝そべったとき丁度よい姿勢になるようにつくってあるから、ヨーロッパ車のようにシートをおこした姿勢で運転してはいけないんだ。
休憩は時間がかかるし、合流も危険なので、トイレなど最小限にとどめたいが、どうしても眠くなってしまったときはバス停まで行って寝よう。路肩で寝る場合には三角表示板を置けば、大型車からもバッチリ見えるので追突されずに済む。三角表示板は、車から100m(車1台〜2台分の長さ)くらい離れたところに設置しよう。よくわからなければ、みんなと同じようにやればOKだ。パンク修理の場合と同じだぞ。
寝るときは、車がいることがわかるように、スモールライトをつけておけば、走行車両と間違ってつっこまれることがないぞ。GOAならつっこまれても大丈夫だから、電気をケチりたければGOAの車を買おう。
(14)PA
パーキングエリアは、高速道路上といっても制限速度は60km/hなんだ。だから、60km/h前後で走ると安全なんだ。
車を駐車スペースにとめたら、いきなりエンジンを切ってはいけない。いきなりエンジンを切るとエンジンが壊れる(特にターボ車)から、エンジンをかけたままトイレに行かないといけないんだ。世間ではこれをアイドリングストップと言って、環境保護の最先端なんだ。回りのトラックなんか、1時間も2時間もエンジンかけっぱなしだろ。こうしておくとエンジンが壊れることがなくて環境にも優しいんだぜ。
・・・きりがないので、このへんでやめておきますが・・・・気づいた方はいると思いますが、平均的な日本人は上で挙げたような、「極めて危険」な運転をして「平然」としています。それどころか、これだけ列挙して、「なんで危険なのか?」さえわからないのがちらほら・・・というのが、標準的な日本人の姿でしょう。
>特にブラインドコーナーの先で止まっているときはハザードを出さないとキケンだぞ
とかね、ブラインドコーナーの先まで、「行ってしまうこと」がすでに自殺行為なのに、手前で止まる人、私、免許とって、脇屋はもう20万キロ以上運転していますが、ただの1度も見たことがないんです。カーブの先でハザードを出す、という滑稽な行為をしておきながら、「運転ができる」とカン違いしている輩、はっきりいって、信頼の原則の風上にも置けない。
これ以上はあえて申しません。路上へ出る以上最低限、1冊2冊は運転技術に関する本(ドリフトとかFRがどうこうとかいう本ではなくて、もしくは車庫入れだとか縦列のやりかたばかり書いてあるものではなくて)を読んで研究すること、当然だと思います。思い当たる節がある方、まあ、このテキストに目を通す人の中には非常に少ないとは思いますが、より「適切なドライビングの高み」を目指してもらいたいかと思います。

SEO 冠婚葬祭 無料レンタルサーバー ブログ SEO