ビート

僕は多分普通の人が一生かかっても運転できないような距離
を車で走っているんで、それなりに事故も目撃しています。
どれが運転手だった肉片で、どれが助手席だった肉片なのか
わかんないほどグチャグチャなのはさすがに写真でしか見た
ことありませんけど、あ、こりゃ死んでるだろうなって車は
見たことありますし、血だらけで道路に寝かされてるのとか
も見たことある。っていうか、危ないから道路に寝かしてお
かないで路外へ出してくれ。
昨日は天城トンネルの北側出口付近のカーブの所でやってま
した。車列が微動だにしなくなって、カーロケカーロケって
うるさいから、多分やってるだろうなと思ったら、案の定カー
ブの向こう側でやってた。片方は観光バス。で、もう一方は
なんだろうと思ってローダーの上を見たら、ちょっと一目で
は車種は特定できないですけど、どうやらビートらしい。
運転席のフロアまで変形してたみたいだから、ドライバー大
丈夫かなあ。救急車とはすれ違わなかったから、大きな傷は
負ってないと信じたいが…
平成元年頃のバブルの時代にはずいぶん面白い車が出て、中
でも軽のビートやカプチーノはひときわ燦然と輝いていた。
しかし、もうあれから17年。当時とはもう車に要求される
安全性も違うし、軽の規格自体すでに新しいものに変わって
いる。絶版となったビートやカプチーノは、いまだに軽トラ
が新車で買えるくらいの値段で取引されているが、もういい
だろう。もう、過去にあった車の1つでしかない。僕は安全
性に問題のある軽自動車に乗るのは基本的にやめるべきだと
思ってるし、それも旧規格のものならなおさらだ。いい加減
代替を考えるべきだし、ましてこれから新たに手に入れるな
どとんでもない話だろう。
オーナーというものは盲目だから、ビートが僕を守ってくれ
た、とか言い出しかねない。ビートは安全な車だとか言い出
して、そして、中古屋を巡った挙句、再び安全性の低い車を
入手するというシナリオは十分考えられる。
でも、現実には、ビートはもう公道を走っている車の中では
もっとも安全性の低い車の1つであることは数字でも立証さ
れている。ぶつける以前に、僕の車は天城越えのカーブを多
少速い速度で走ったところで操縦性が破綻することはない。
天城のカーブで観光バスにつっこんで事故を起こすような人
は、願わくば次はもっと安全性の高い車に乗って頂くことを
願ってやまない。
というよりも、あんなしょぼいカーブで事故を起こす人に運
転は無理だろ。
(2006.2.23)
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