アキアカネ飛び交う夏の終わりの男体山 2007.9.4

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戦場ヶ原の夕暮れ


4日、(日光)男体山へいってきました

最近、過去の記録を読み返しています。記録だけのは見返してもつま らんし、つまらんことを書き記してあるのは結構面白い。何にしても せっかく高い交通費払ってでかけているのだから、いろいろ書いてお いた方がいいらしい。短時間で仕上げる文章だから、どうしてもあと であれも書いといた方が良かった、というのは出てくるが、やってる ときりがないのでそれはもうそのままにしておくことにしている。

勿論、あまり古いのは読みたくないのだが、男体山へいったのは7年 前のこと。登山記録は残っているのだが、そのときに何を書いて いたかと思えばタイムのことばかり…トレランですか?いやなんか、 男体山の登山道にトレランをしたくなるっぽい要素はあるが、登山記 録がトレランでは仕方あるまい。とにかく、この山は1度登り直さな いといけないだろう。

男体山。
標高でこそ隣の日光白根山に譲りますが、日光を代表する山といえば まさにこれでしょう。中禅寺湖から聳え立つ堂々とした山体こそが日 光を代表するにふさわしい。それに比べれば、男体山が支えてきた歴 史などたかだか千数百年である。

で、登って面白いかというと、これは一抹の疑問をつけざるを得ない ような気がした。

登路は、(表口と考えていい)二荒山神社からのコースと、(裏口と 考えていい)志津乗越からのコースの2つがある。どちらがより男体 山であるかといえば、神社境内の遥拝口から登って中禅寺湖を見なが ら歩く表口からに決まっている。
ちなみに手元の資料には、裏からのルートが人気があるとされていた。 時間はさほど違わないが、標高差はだいぶ小さくなるためであるか。

表側は昔1度登ったことがあるので、志津乗越にある志津小屋に泊まっ て、裏から登ってみたい、と思っていた。だがたまたま初心者が混じっ たので、それではせめて面白い方からということで表側からにした。

男体山の麓二荒山神社(男体山の別名は二荒山)に到着したのが8時。 神社で入山料(1人500円)を払いまして、遥拝門をくぐります。 この扉は5/5〜10/25の間だけあいており冬季の入山はできないことに なっていますが、実際には門の脇にちょろっと入ってしまえるルート があります。受付は6時からで午前中のみとなっておりましたが、僕 が7年前にいったときは受付は5時からだったので、時期や曜日によっ て時間が違うのかもしれません。

数分ほど階段をあがると1合目がやってきます。ここから本格的な登 山道がはじまりまして、神社が開発から守ってきた森。ブナの大きい のも植林事業から守られてきましたが、その木々も鹿に食われないよ う全てネットが張られています。雰囲気のいい森の中を30分ばかり 登ると3合目。舗装の林道とぶつかり、こちらを歩かされるようにな ります。4合目以降はいよいよ急になる登山道。5合目に避難小屋が あり、それを過ぎると登山道は岩がちになります。結構足をあげない といけないので、ズボンよりもサポートタイツ+ショートパンツの方 が具合がいいと感じました。
7合目くらいまでやってくるとだいぶ上にあがってきた感じがします。 うしろをふりかえると中禅寺湖が見えて、半月山、社山、黒檜岳あた りがよく見えます。その裏側は皇海山と袈裟丸山。関東平野をはさん で雲取山や大菩薩嶺の向こう側に富士山が見えました。日光白根山や 錫ヶ岳、武尊山は影になるのでだいぶ上まで上がらないと見えません。 燧ケ岳は見えましたが、会津駒は雲の中でした。
中禅寺湖は男体山の噴火でせきとめられてできた。…と、僕の手元の 資料にははっきり書かれてはいないが、まあまず間違いなさそうだ。 戦場ヶ原の方も湖だったようだが、こちらは湿原に変化してしまった、 と現地の案内に書いてあった。その戦場ヶ原は7合目付近から左手いっ ぱい足元のところによく見えています。

登山道は登り一本調子で手加減がありませんが、7合目の避難小屋、 8合目の小屋を経て8.5合目上あたりで斜度を緩めます。このあ たりにくると山頂は近い感が出て、赤っぽい火山の噴石を踏みしめ ながらザラザラとした階段をあがっていくとほどなく山頂に出ます。 神具が目立つ忌まわしい山頂。ゴミが目立つよりはマシか。いや、 結構ゴミっぽいものも一杯あった。というか、使われてるんだか使 われてないんだかわからない山頂の建物自体がゴミの可能性もある。

登山道には楽しみというものは薄いですが、この展望は雄大です。 時間がけっこういい時間だったのでガスが上がってきてしまいまし て、那須方面は見ることができませんでしたが、富士山方向は13 時くらいまで見えていました。こんなに見えているんだったら、登 山じゃなくて写真撮影の方だったんじゃないか?そうかもしらんが 今更どうにもできん。

帰りは往路を下山します。登山道はよく整備されています。
避難小屋は、5合目のものと7合目のものは壁があって扉があって 土間なので、寝るとすればレジャーシートか何かを持っていってそ の上に寝るようです。8合目のものは避難小屋ではなく神社の売店 みたいな感じで、扉も確認しましたがバッチリ鍵がかかっておりま した。避難小屋の体をなしておりません。
いきなり意味不明の写真ですが、これは駐車場から見た二荒山神社の建物です。駐車場は宝物殿の裏であまり大きくありません
二荒山神社です
二荒山神社
境内の木ですが、これがきっと赤くなる日があるんだ
狛犬でございます
1合目より少し下あたりだと思います。
シラネアオイの群落がありますが、残念ながら自生ではありません。
3合目付近。ここから舗装道路を歩きます
月です
4合目鳥居
4合目付近から中禅寺湖を見下ろします
少し色づきはじめました
富士山です。5合目付近だと思うのですが、下の方ではちょっと見づらいです。7合目より上へいけばみつけやすいでしょう
6合目です
7合目避難小屋の様子
8合目鳥居
8合目。避難小屋とされていますが実際には神社の売店みたいな感じで、当日も鍵がかけられていました
8.5合目より少し上あたりの、登山道の様子
9合目付近の登山道。階段でけっこうしんどいと思います
9合目上の登山道の様子
山頂直下
山頂直下の様子。富士山みたいです
山頂直下から中禅寺湖を見下ろす
日光白根山です。燧ケ岳はもうすこし右に見えるんだけど、なんか写真撮らなかったみたい。
二荒山大神。山頂にあります
山頂付近
山頂直下
男体山は当神社所有のご神体山につき参拝者(登山者)は左記の定めを厳守願います

開山期間 5月5日から10月25日まで
開門時刻 午前6時 ただし受付は午前中に限る
受付・申し出記帳のこと
大人500円(高校生以上)小人300円(小・中学生)
※希望の方は初穂料(500円)にて登頂証明書を発行いたします
男体山と二荒山神社
三本松から男体山
三本松から男体山

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*この山行のデータ(山行日基準)* データの見方
ルート 二荒山神社−4合目−男体山 往復
地図 Yahoo! 男体山
地形図 男体山
難易度 日帰りとしては結構のぼりでがある山ですが、登山道に特に危険なところはないでしょう。
所要時間 二荒山神社−3合目 45分
3合目−4合目 30分
4合目−7合目 1時間10分
7合目−9合目 1時間
9合目−山頂 15分

受付をすると紙をくれますが、それに書いてあるタイム4時間はゆっくり目で余裕があります。
昭文社の地図3時間30分は少し速めですが許容範囲でしょう。
標高差が1200mあるので、時速300mと考えると4時間。実際にはそれより少し短い時間でいけると思います。

山頂−二荒山神社 2時間20分
他の季節 開山期間は5/5〜10/25。他人の土地ですので、期間外は立ち入らないようにしたいものです。
(実際には登山者用第一駐車場から山門裏までショートカットルートがついていて、期間外に入山する人もいるようです)
あまり花も咲かないようですし、高さもあって夏も比較的涼しいと思うので、期間中でしたらいつでもいいと思います。
冬場はそれなりに積雪があり、最近死者も出ています。
トイレ 駐車場。下界のものとしては正直あまり綺麗でない。
水場 ありません
避難小屋 5合目と7合目。5合目は扉がありますが、7合目は扉はありません。土間でいずれも予定宿泊向きではありません。
昭文社の地図には8合目避難小屋と書かれていますが、8合目には避難小屋はありません。
幕営適地 どうしてもという場合は山頂に張れますが、国立公園内であることを考慮してください
交通 日光宇都宮道路を終点まで走って、出口すぐ右側にコンビニがあります(セーブオン。最後のコンビニです)
いろは坂をあがりつきあたりを左折。3分くらい走った右側。二荒山神社内に登山用の駐車場があります。
二荒山神社の駐車場は以前は有料でしたが、現在は無料で駐車することができる模様です。
ショートのマイクロバスはうまくすれば止められると思いますが、それ以上大きい車両は駐車するのが難しいでしょう。
トレーラは明智平か、菖蒲が浜三本松園地あたりの駐車場を使用すると良いと思います。
バスは東武日光駅から53分、1日16本。

裏手、志津側へは、タクシーが入れないので通常自家用車を使います。
二荒山神社から志津方面へ下山した場合、志津から三本松まで林道歩きが2時間30分。
登山計画書 登拝の受付をするときに書かされます。
問合せ先・参考文献 日光二荒山神社
http://www.futarasan.jp/
その他

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最終更新日:
このページはwakkyが書きました。誤りをみつけた方は宛までご連絡ください
山旅メーリングリスト - www.tozan.org

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