お正月に甲武信岳に登りたい方にアドバイス

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冬山としては、お正月の甲武信岳はだいたい入門+ワンステップ、くらいの山だと思います。

まずは西沢渓谷からチャレンジしてみてください。このルートにお正月トレースがついてないことは、まずありえないと考えていいと思います。
技量としては、単独で入るつもりなら、冬季の雲取山に登れる実力があれば大丈夫でしょう。できれば厳冬期の雲取山がいいですが、お正月ならそこまで厳しくもないだろうし、冬山1年目で登ってみたい、というのであれば、12月の、20日すぎあたりに雲取へいってみて、大丈夫そうなら大丈夫と思います。

ある程度力量のある経験者が同行でいくのであれば、天候にもよりますけど、冬山ははじめて、という人でも大丈夫ではないかと思います。
例年の正月の積雪はだいたい小屋前で30センチ前後。徳ちゃん新道の1869(広瀬)の少し手前の、岩の上を歩くところが、凍ってたりするとちょっとしんどいのでそこだけ注意してください。でも例年であればそこに雪がついていることはないと思います。気温は明け方の一番寒いときでだいたいマイナス10〜15度内外と考えて装備を決めるといいでしょう。

ちなみにですけど、正月を過ぎてしまうと小屋もあいていませんし、甲武信あたりは意外とラッセルがキツくなる可能性もあります。正月過ぎ以降は、ふた回り難易度が変わると考えていいでしょう。北八つの有名ルートよりは、確実に難しいと思います。

装備

ピッケル : 要りません。ピッケルよりストックの方が有用でしょう。

アイゼン : 当然、必要です。6本爪で十分ですが、できれば前爪つきの12本(女性は足が小さいので10本でも可)があるとよりいいでしょう。

わかん : 要らないと思います。

手袋 : 天気がいい日なら手袋は毛またはフリースの1重でも大丈夫です。吹雪になりそうだったら、オーバー手袋があった方がいいでしょう。手袋は予備を持ってください。

帽子 : 耳を覆う帽子が必要です。

登山靴 : 革製または新素材でできた登山靴が必要です。布+ゴアとかいうのは、なにぶん2500mの山なので、やめておいた方が無難でしょう。天候がよほど雨まじりのみぞれとかにならない限りは、革+ゴアテックスの軽登山靴でもいけると思います。

アウター : 冬用のアウターをそろえる必要はないと思います。ゴアテックスの雨具で十分です。

あとの装備は、一般的な冬山に準じます。下着は必ず化繊のもので。僕の場合は、中厚のアンダー上下、下は登山用のズボン、上は山用のシャツとフリース。それから手袋と帽子。サングラスは、樹林帯の中なのでどうしても必要ではないですけど、持参しておいた方がいいでしょう。

西沢から登る場合で、正月に登って雪崩が出ることは、何百年というスパンで見れば絶対ないとは言い切れませんけど、あまりそういった心配はしなくてもいいと思います。

水はザックの外にくくりつけておくと凍りますので、ザックの中に入れます。テルモスがあると温まるでしょうが、天候に恵まれれば、あまり強い風の吹くところではないので体感温度はさほど下がりません。冷たいものが欲しくなる可能性もあると考えてください。

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最終更新日:
山旅メーリングリスト - www.tozan.org

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